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立花大亀 大徳寺、五百十一世
平成17年8月寂、百七歳。著書、「おのれを生かす」、「利
休に帰れ」ほか。
「無心帰大道」=無心になれば大道に帰す= |
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石黒宗麿(人間国宝)茶碗、天目釉、銘八瀬の里
陶芸家、富山県生まれ、号、栩庵(くあん)、京都八瀬に陶
窯を築き、陶窯古陶磁の技法を研究し、中国宋代の木目釉
の技法を再現した。日本工芸会理事。昭和43年没、73歳。 |
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加藤卓男(人間国宝)茶碗、多治見
陶芸家、大正6年(1917)岐阜県生まれ、5代幸兵衛長
男。ラスター彩の再現に成功する。日展評議員。日展特選
北斗賞受賞。
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川喜田半泥子(茶碗 銘 松保の浦)
明治11年、三重県津市生まれ、本名久太夫政令、実家
は東京で木綿店のほか、電力、銀行、保険など手広く行う
一方、楽焼きか ら本格的な茶陶の道に入り自邸に本窯を
築いて、その道に没入、余技とは思えぬ見事さにその作品
は高く評価されている。
昭和38年没。 |
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香炉(タイ国)福田赳夫寄進
元内閣総理大臣 福田赳夫がタイ国を訪問、タイ国王よ
り下賜された香炉。 |
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杉本貞光(伊賀水差し 破れ袋)
陶芸家、昭和10年(1935)東京生まれ、大徳寺立花大亀
に薫陶を受け茶陶器研究を行い、老師より寺垣外窯」と命
名。日本橋三越本店他個展多数。
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長頸台付壺(須恵器)(香久山古墳出土品)
大亀民芸館裏山の香久山古墳からほぼ完全な形で出
土。6世紀末、祭祀用のものと推定される。発掘は地元ゆ
かりの伊達宗泰(花園大教授)によって行われた。ほかに
同古墳出土品を多数展示している。 |